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2005年4月19日 (火)

新作2本

『0:34』という邦題のホラー映画と、『皇帝ペンギン』フランス製ドキュメンタリーを見ました。

さまざまな新感覚??ホラーが、オリジナル・タイトルとまったく違う邦題がついて公開されるのは、今の流行ですが、まず、人間の死によって成立しているホラーは、個人的に全く興味がありません。なので、そのほとんどは、ホラーという部分よりも、無名の作家による新しい映画がどういった文体で作られているか、といったところのみに興味がいきます。

この、オリジナル・タイトル「CREEP」は、全編を地下のチェイスで構成する、というところがミソのようで、物語そのものに新味があるかといえば、それはないけれど、特殊なロケーションからの脱出劇として見ると、その撮り方に特殊性は見れるように思います。地下といえば、『ミミック』や『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を思い出しますが・・

『皇帝ペンギン』は、エミリー・シモンによるサウンドトラックを先に聴いていたので、もっと孤独にひっそりとしたものかと思ってました。意外にも、暗い面については、サラっとすませてしまい、子ペンギンに視点を集中させるところが、作り手自体が、多くの観客に受け入れられる映画を念頭に入れているのだな、と思わせます。むしろ、シモンの世界の方が、映画から浮いているのかもしれませんが、普通の情景音楽をあててしまうよりは、ずっと話題性にも富んでいていいでしょう。普通だったら、ブリュノ・クーレが担当するであろう題材ですが、そうすると、音楽面に関しての話題性はおそらくなくなってしまうし・・・

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