ピッチオーニの誘惑
土曜日がすぎて、ロードショーものもちょっと入れ替わって、・・・・・でも、やっぱり、観ている映画がほとんどないというか皆無!! ヤバすぎる!! が、そういうことなので、またCDの話します。エル・レーベルから出た「SEDUCTION OF PIERO PICCIONI」、ピエロ・ピッチオーニの誘惑。ピッチオーニの音って、同年代イタリア作曲家の中では、最もおしゃれだと思います。もちろん、硬派な時もあるんですが、軟派な時の音の話。エル・レーベルといえば、80年代から90年代にかけて、ナイーヴ&ドリーミーなポップスを多く出していて、ルイ・フィリップとか、なんか「夢見る少年」度100%なレーベルのイメージがあったんですが、そんな連中が、10年後聴きたい音楽が、イタリアン・サントラだったということですかね。・・・・そうだとしたら、これまたおしゃれじゃないですか。このオムニバスに入った曲は、いずれも、イタリアで一度はCD化されているものと思いますが、ガチガチのピッチオーニ全部集めてます系のファンじゃなくて、前述の「元、夢見る少年」が落ち着いたときに聴く音楽としてセレクトされたと思いましょう。ジャケットもソフィア・ローレンでおしゃれだし。そういえば、自分がピッチオーニを初めて知ったのは何だっただろうか、やっぱり『流されて』かなぁ。当時は、この人の担当作品なんて、ほぼ日本公開されてなかったからなぁ(今もだけれど。昔は、日本未公開映画のサントラを聴く習慣がないからなぁ)。
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