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2005年5月10日 (火)

永遠のハバナ

『永遠のハバナ』鑑賞。かなり前から見たかったのですが、ようやく。しかし、想像した物とはまったく違い、自分のイマジネーションの貧困さを反省。というのも、これ、映画として、ものすごい映画です。てっきり、キューバの庶民を暖かくとらえたドキュメントか、と思っていたら、そんな、簡単なものではありません。全く、何の説明もなしに、ハバナのさまざまな人間たちの日常を朝から夜の一日にまとめて捉えていくのですが、何しろ、本当に、説明一切なし、しかも、これは映画の文法としてのテクニックでしょう、歌以外の会話が発せられるところがほとんどないのです。なので、感覚で観るしかない。とすると、これが、奇跡的に美しい映像の数々であることがわかってくる。また、生活音も、例えようもなく美しく聴こえてくる。そんな感覚のごちそうで感動させて90分終わった後で・・・・という映画。中で流れる音楽も、決してサルサとかマンボとかじゃなくて、アンビエント音楽中心。キューバ、といったら固定観念がある人は逆に必見でしょう。それにしても、ドキュメントで、あんな方法があるのだな、と感心しました。撮っている物の説明をあえてしないのですからね。でも、一回全部見終わったら、もう一度見たくなる映画です(わたしはこの映画の宣伝マンではありません)。しかし、最近、結構、いろいろと感動するなぁ。今現在のBGMは岡崎律子「LOVE & LIFE」で書いております・・・・・

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コメント

TBありがとうございます
とてもCDや映画のレビューが巧いですね。
「永遠のハバナ」ますます見に行きたくなりました。ありがとうございます

投稿: ろくばん | 2005年5月10日 (火) 10時39分

TBを発見したのが今日でした。
ありがとうございます。

永遠のハバナごらんになったのですね。
説明なしにさりげなくドバっと見せるのって、やっぱり印象的です。
サンチァゴ・アルバレスという、あの監督の大先輩にあたる人がいます。まさにああいう「文法」の祖、という感じの映画をとる人です。
(機会があれば、ぜひ。)

かの地では「生活音」はもう、そこらじゅうに流れてよく響いております。熱帯らしい吹き抜けのある建物と、狭い道路のおかげでしょうか。
それを美しく拾えてるとこも、あの作品の好きなところでもあります。

拙宅にもまたおこしくださいませ。


投稿: satch umino | 2005年5月13日 (金) 19時03分

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★花見は好きですか。せずにはいられないですか。 迷わずNOと答えるワタシに日本人たる資格はなさそうだ。 されどニンゲンにはいろんなのがいて、いろんなキモチで生きている。 花見客でにぎわう上野公園 桜満開(共同)  渋谷のユーロスペースでキューバ映画『永遠のハバナ』を観る。CUBAといえば野球、音楽、さとうきび&ラム、ゲバラ、カストロ。ハバナとバハマをよく間違える。実際遠いこの国のさまざまな暮らしを切り取ったドキュメンタリー。必ずしも豊かとはいえない生活水準だが、長くヨーロッパの植民地... [続きを読む]

受信: 2005年5月10日 (火) 12時21分

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