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2005年6月15日 (水)

湘南モノレールとMON ANGEと質問たち

時間のもろもろの都合で、今日はへんな行動になった。というより、いきなり、16:00すぎから19:00頃まで時間が空くという、「普通、どうやって、この時間を使う?」という状態になり、始め、意味なく「じゃあ小田原まで各停でも乗るか」と思ったが、大船で「湘南モノレール乗り換え」のアナウンスを聞き、「おおっ、湘南モノレール! 乗ってないぞ!」とばかり、飛び乗ることにした。どこが終点かもわからずに。・・・江ノ島でした。雨の江ノ島でおり、さあ、どうしようと思ったら、すぐそこに江ノ電の江ノ島駅があったので、期せずして、日中の江ノ電に。過去、確か2回乗っているのだが、なぜか、真っ暗になってから。鎌倉高校前あたり、あんな、絶景に海見えまくりなの、しりませんでした。さて、今日の本題「横浜フランス映画祭」!!ところで、みなとみらい駅でパスネット入れると、表示は「MM」なんですね。「あいつ、チョーMM」なつかしい響きです。「あいつ、チョーMM(みなとみらい)」。・・・・すみません、知って書いてますので、マジな突っ込みはご勘弁を。

 で、パトリス・ルコント作品のシナリオ・ライターとして有名なセルジュ・フリードマンの初監督作「MON ANGE」鑑賞。その前に、フランス映画祭も5年は来ていなかったので、スポンサーなどが当時とは変わっており、以前のおっとりした感じがなくなり、ちょっとせわしない感じになっているのが寂しい。さて、「MON ANGE」。そうやって観ると、まるでルコント監督の新作といわれても信じそうな見ごたえ。少年と娼婦のロードムービー。核心に触れそうなところで、さっと核心から離れたりする2人の会話が、どうも「会話による精神的セックス」のような感じで、なるほど、こういうことをしたい映画なのだな、と思う。娼婦がヴァネッサ・パラディ。ラストにはトム・ウェイツ。この選曲、ヴァネッサの趣味じゃないかしらん?なんても思う。コリン・タウンズ作のスコアが妙にまるでクストリッツァな味わい。後の質疑応答で、監督とプロデューサーが「無国籍」を強調していたが、その表れが、架空の国っぽい音楽、ということなのだろうか。

 そして、ラスト、質疑応答。何だか、ダチョウ倶楽部のコントを見ているよう。「押すなよ、絶対押すなよ」=(「押せ」)みたいに、「おひとり、質問は一回、一問でお願いします」に、お約束のように、二問、質問していく。この、質問(インタビュー)は、本当に難しく、いつも感じるのは、版で押したように出る質問「監督されて一番難しかった点は」「見どころは」「今回の演技で面白かったところは」といった質問は、質問者にとっては、きっかけにすぎず、その質問の真意は「この俳優は、素では、どんな話しかたをするのか」「どんな仕草をしながら話すのか」といった、まるで会社面接のような見方でおそらく見ているのであって、答えの内容には、重きはないのだろう、ということだ。また、これはインタビューする側にたった時にすごくせめぎあうところだが、質問者には「自分は、あなたのことを他人より、よく理解している」ということを伝えたい、という部分と、それに付随する「おお、それはいい質問ですね」といった質問をしてみたい、という欲求がある。本当は、「される側」には後者だけで十分「このインタビュアーは、自分のことを理解している」と思わせることが出来ると思うのだが、後者に自信のない時に、前者が長ったらしくなってしまう。ここで怖いのは、「君の意見はいいから」的な雰囲気になってしまったらヤバいということだ。今回の質疑応答で、それに相当する質問があったか否かはともかく、これらの、日ごろから考える命題がやはり頭をもたげた数分ではあった。

 ということで、明日は、MMにてフランス映画祭×3!!!!

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