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2005年6月19日 (日)

なんでも、本日は愛知万博最高入場者17万人だったそうで、ケータイでお気に入りに登録している公式サイトで見てみると、夕刻には日立館200分待ち!!3時間20分!! 待っている間に『ディアハンター』観れる!! 往年の三菱未来館(1970)3時間30分まち(並んだ)、ポートピアでのダイエー館4時間待ち(並んだ)を思い出す。

さて、おとといに観たフランス映画祭ものラストは、コスタ・ガブラス監督の『斧』。ガブラスといえば『戒厳令』『Z』『ミッシング』が自分ではイメージなので、硬派を期待してました。久々にガチガチなのもいいかな、と。違いました。ガブラス側からすれば「オレはいつも社会派だ。社会が持つ問題が、時代によって違うだけだ」ときっと言うのだろう。少し前の『マッド・シティ』でもほぼ同じ問題を取り上げたと思われるガブラスだが、今回は、フランス国内のドラマとして、進行させる。一見、「そんなバカな」が続くドラマ。動機から何から何まで、ファンタジー・コメディ的なブラックさを漂わせるが、考えると、現実だって「ええっ」という動機で事件は起きているし、完全犯罪はありえるのか、という問題さえ、「今まで気づかれていないからこそ完全犯罪」ということを考えると、現実に完全犯罪は、かなりの数あるのかも、という想像も難くない。ところで、作品のカラーは、まるで松本清張ものを思わせる。ただ、清張ミステリーなら、きっと、ものすごく思わぬところから、完全犯罪が崩れ去ってしまう構成になるのだろう。それにしても、全体を包む、はっきり、そういう仕草などをするわけではないのだが、ブラック・コメディ的なテイストを持っている。ここは従来のガブラスものからはちょっと違った印象だった。

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コメント

 こんにちは。私も万博に行こうと思い始めています。
 週末は映画三昧でした。ミリオンダラーベイビー、コールドマウンテン、アビエーター、ビフォアサンセット、そしてなんと、team america world policeを見ました。team americaは予想通りというか、それ以上というか、ブラック!サントラとかあるんですかね?歌詞がおかしすぎる(スラングとブラックジョークばかり・・・)テレビで放送したらピーピー入って大変そう。とうとう見てしまったという感じです・・・。

投稿: riezo | 2005年6月20日 (月) 00時37分

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» 斧 【フランス映画祭横浜2005から】 [シネマ・ぶりざーど]
★★★☆☆ 一流企業でこれまでたしかな実績を積み重ねてきた主人公・ブルーノが、不況のあおりをくらって突如リストラ。家族の暖かい愛情に支えられながらも再就職の目処は二年経った今もさっぱり。あせりと孤独は自分を認めない自分以外の何かへ向かうもの。論理的... [続きを読む]

受信: 2005年6月23日 (木) 19時17分

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