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2005年7月 7日 (木)

NANA

今日は、いろいろと収穫がすごく多かったのですが、一度に書かず、ちまちま書きます。まずは、見た映画『NANA』。大谷健太郎監督が何歳か見ると、わたしよりひとつ下ですね。そしてPFF出身の方ですね。だからでしょうか。いわゆる「オッサンには撮れない映画だなぁ」感と「でも、女性監督じゃなくて、男が撮ってるんだから、すごいよな」と「今までの映画では観ることが出来なかった題材だよなぁ」。20代前後の女性の話をコメディじゃなく、恋愛に偏りすぎず、"すごくまじめにスポーツに打ち込む"みたいなのでもないストーリーは、見たことがなかった気がする。前半に出てくる<宮崎あおいのメイド・スタイル・シーン>は、超サービス・カットと思うが、基本的には、女性のための女性の映画なのだろうと思う。もちろん「全然、違う」とおっしゃる女性もきっと多いだろうが、少なくとも、今までに登場した日本映画の一見女性のための映画よりは、ずっとそうだと思う。大谷監督は『アベック・モン・マリ』が個人的にすごく好きで(なんだけど、次の「とらばいゆ」は今も未見!!)、他の監督よりも、とにかく女性の描写にこだわる人だな、とは思っていた。カラー的に似た犬童一心監督もちょっとその感じだが、彼のは、全体にアプローチが柔らかい。さて、『NANA』、前半が、なかなか「大丈夫か」の感じがあるが、後半で、ストーリーが複雑になるにつれて、キャラクターがしっかりしてくる。基本的にふたりの主人公のドラマだが、サブ・キャラにも魅力を作り、それぞれのファンができそうなレベルにまで高めてある。前作『約三十の嘘』が、さまざまな制約(ストーリー的な、という意味。制作的なものではない)ゆえか、大谷群像劇の妙が見れなかった感じがしたが、今回は違った。・・・今、逆に感じたのは、「ハチ」としてのナナ(宮崎あおいの方のナナ)の彼氏が、画一的な感じも少しして・・・・でも、普通の男って、実際、恋愛の場面では、第三者から見て「かわいい」(女性の観客側が)と思いさえしない限り、つまらないのがリアルだろう。そんな気がして、「大谷監督は、男を描くのが逆にテレているのでは?」と思った仮説を即、撤回。原作は読んでませんため、原作と比較してどうこうの話は出来ません。今まで、結構アニメの話書いてるくせに(今日も久々に秋葉原・・・本当に久しぶり。この話は後日・・・で大展開していたので勢いで「エマ」のDVD購入してしまう・・・)、"コミック"は苦手なのです。ハマッたら、またもう怖いんだろうしなぁ。今日はもう一本、これも群像劇『BE COOL』も見てますが、追って。

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