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2005年8月28日 (日)

チプリアーニの新譜

以前にも書いたかもしれませんが、私が「一番好きなミュージシャンは?」と聴かれた時に答えるのが「ステルヴィオ・チプリアーニ」である。今となっては、この答えでおお、とわかる人はまずいない、という現実がある。そして、なんとチプリアーニの新譜が出た。「PIANISSIMO」と題された、全編、チプリアーニのピアノと美しいストリングスがゆったりと共演する、超正統派イージーリスニング・オーケストラ・アルバムである。そして、こんなサウンドこそ「うっとり」という形容が一番ふさわしい。死ぬほどチプリアーニ・サウンドを学生時代から浴びてきた自分にとっては、そのメロディのうねり具合がかわらないところに、感動さえ覚える。それまで、全く多くのサントラ・ファンからも忘れられかけていたかもしれない彼の名がこの2年ほどで『殺人魚フライング・キラー』『刑事マルク』『ラストコンサート』そして日本編集のオムニバス2枚、と立続けにリリースされ、ご本人もびっくりして喜んでいたと聞きます。来日したい、とおっしゃっていたという噂も。ほかのイタリアン・コンポーザーにはない、あまりにものロマンチシズム。甘さ大爆発さが新作でもわかりました。ちなみに、この新作は、「ベニスの愛」の再演で締めくくられますが、このスウィートさとノスタルジックさが、やはり、この人のライフワークだったのかな、と思いました。涙も出てきます。いや、本当に、かなり個人的なものです。

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