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2005年8月12日 (金)

埋もれ木

さて、『埋もれ木』である。大学生時代、「めちゃくちゃやなぁ」という感想がほしくて、わざと、文脈をバラバラにした文章(論文?)をクラブの発表会(みたいなもの)で書いた。まあ、ちなみに、内容は、タンジェリン・ドリームについて、だったと思います。で、何も、反論みたいなものがこず、聞き返すと、「えっ、これ、全然まとまった文章じゃないの?」と疑問がられ、えっ、とこっちがショックをうけた・・・そんなことがあったのですが、それに似たものがこの映画にはあるのである。シーンとつぎのシーンの脈絡、そして、登場人物たちの会話の脈絡、これらが、一見、相当難解と言うか、なぜ、その会話のつぎの会話がそれなのか、理詰めで考えると、さっぱりわからないようなシーンがひたすら続き、日常から、少し、現実離れした設定がひたすら続いて、浮遊感を覚えつつ、2時間弱。ストーリーという形で語るのは難しく、でも難解な映画を観ている気がしない。この感じは、かなり映画みてないとわからないのかなぁ。なんだろう、こんな感じだったのは、自分の思い過ごしかもしれないし。ものすごく不思議な映画ではあるな、と思った。でも小栗監督の映画って、こんな感じだったかどうかが、「泥の河」「伽耶子のために」を見たのがいにしえのため、想いだせない・・・・・・・

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コメント

梅田ガーデンで、小栗監督の舞台挨拶を見ました。そのとき監督は、「風呂あがりのさっぱりした、気持ちいい感じになるような作品。言葉では説明できないし、理解できないけれど、なんか気持ちいい。そんな作品です。」って言ったました。理路整然としないほうがナチュラルな日常なんでしょうなぁ。

投稿: furufuru | 2005年8月15日 (月) 09時37分

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8/7 シネマライズ にて 小栗康平は、この9年ぶりの新作でいよいよ“スゴイ”領域にまで到達してしまったんだなぁ… 監督・脚本:小栗康平 出演:夏蓮、登坂紘光、浅野忠信、坂田明、大久保鷹、坂本スミ子、他 この「埋もれ木」は1時間半強の決して長くない上... [続きを読む]

受信: 2005年8月15日 (月) 13時14分

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