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2005年9月 8日 (木)

愛についてのキンゼイ・レポート

今日は久しぶりに2本も映画を観るということになり、それも『愛についてのキンゼイ・レポート』と『インサイド・ディープ・スロート』と、まるで「アメリカの性についての20世紀の変遷の前編・後編」を見た思いでした。まず『キンゼイ・レポート』ですが、やんわりとゆるやかな危険さが、さすがのカーター・バーウェルの音楽に乗って、独特の編集で語られる。間のとり方は、監督のひとつの感覚が出るわかりやすいところですが、大人には?心地よいテンポで、大人しかわからない物語が進行する。気になるのは、前者も後者も、深くて面白いが、「実話である」ということだ。どんどん「現実は小説より奇なり」を認めすぎていやしないか、と心配する。もちろん、実話をもとにしたデフォルメが、この劇映画の方にはあるだろうが、そんな些細なレベルの話ではなくて、そもそも・・・・なんですよね。「キャラクターから最近の物語は始まる」のだとしたら、もう行き当たりばったりで、ちょっと考えて見ます。「オセロ好きのプロレスラーの話」とか「人妻に恋した掃除機の話」とか「夜になるとサングラスをかけてしまう女の話」・・・いずれも適当です。なんか2つの物事を組み合わせてみるだけです。というのも「性行動について研究した男」の話をフィクションとして想像できるか、ということなのです。そのあたりのきっかけが、最近のストーリーテリングにはない気がして(というか、個人的にただ複雑なプロットが嫌いなだけ)。最近、アメリカで激ヒットしている40歳の童貞男の物語は、上記のようなキャラクター+プロットをフィクションとして生み出せた好例なのじゃないか、と思う。結婚式壊し屋もそうだ。・・・あの、ジム・キャリーとベン・スティラーの壮大なアホアホSFプロジェクト、期待してます。なんか、"アホなカプリコン1"的な設定でワクワクしますので。すみません、また、わからん人にはわからん話で・・・

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