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2005年10月 5日 (水)

栗コーダー2連発

栗コーダー・カルテットの音が気になり出したのは、『あずまんが大王』(ほんとうは、ここで気にしているべき)ではなく『クイール』の予告を見たときからで、おそらく、それまでに栗コーダーっぽい音は、あちこちで潜在的に聞いていたようで、なので「こういうアーティスト名なのか」とハタと手を打った(映画館で。うるさい)のだった。そう知ってから、テレビを見ていると、いやあ、あずまんがのサントラ、あちこちのBGMで大活躍ですね(あんな音色ですからね)。・・・さて、プロデュース・チームを同じくする、音楽が栗コーダーにオーダーされた2作『ぺとぺとさん』『奥さまは魔法少女』のサントラが立続けにリリース。ぺとぺとは栗原氏、奥マホは近藤・関島両氏が作曲している。確かに、こんな短期間にシリーズ2本もオーダーされたら、ひとりでは無理だ(栗コーダーのメディア・ベンチャーズ化か!!)。かなり、時の人たちになってきている栗コーダーさんですが、今日の話題は、この『奥さまは魔法少女』。こんなタイトル、あんなジャケ(モロ、それ系だ)、と来れば、音を知らなければ、まず素通りしてしまいそう。が、素晴らしい!! アニメ・シーンでの音楽というのは、今の日本映画に比べて、比較にならないほどユニークさに富んでいると思えるのは、なぜなんだろう。それは、予算とかの話以前に、アニメ周りの人たちは、「楽しそう」なのである。映画とアニメだと、同じ激務でも、アニメの仕事の方が、ひょっとしたらストレスが少ない可能性が高いんじゃないか、とさえ思える。今回の、コンポーザーとアニメ・キャラの対談という、今までありそうでそういえばなかったアイデアも楽しい。ぺとぺとと、奥マホの共通点は、妖怪や魔法使いが、同レベルで共存していることで、これは70年代の藤子ものや少女アニメを思い出させる・・・ずっと、この風潮はあるのかもしれないが、栗コーダーの音楽が生きるのは、昔で言えば「おばQ」や「うる星やつら」の下町なのだと思う。決して、力んで何かと対決するようなシーンのない、日常の連続の中でのファンタジー。大林映画を連想してしまうのは、日常とファンタジーの融合、というここかもしれない。さあ、あとは『よつばと』のアニメ化がいつになるか、ですね。

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