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2005年11月 3日 (木)

謎と謎の間にあるもの

『マイ・アーキテクト』サントラ聴きながら書いているので、本当は、今からヴェンダースのことを書くのですが、頭の中はルイス・カーンだ・・・・さて、『ランド・オブ・プレンティ』。印象に残ったのが、かのWTC跡に来た伯父(主人公だ)が「工事現場である以上に迫って来るものがない」旨のセリフを言う事だ。ヴェンダースの映画って、常に虚無感といいますか、そういうのはダメだとわかっていながら、自分の中に巣食っているダメダメな感情、それが浮き彫りになっている気がする。自身も、ものすごい場所にいたはずなのだが、楽しそうに、異国の友とi-pod聴きながらかわいいMACでチャットする娘も、果たしてしっかりものとはこういう娘のことなのかどうかはわからない。ヴェンダース映画の登場人物たちに、理想系はいないだろうが、不完全な人間が、ある旅をして、何を得たかもわからない、それこそが・・・という感じ。自分としては、こういった考え方は好きなはずのだが、いかんせん、その「旅」に費やす時間が少なかったのだろうか。自分には、調べられることになるパキスタンの青年兄弟の、アメリカでの長い年月の旅が気になった。・・・・・うーん、今の旅よりも、過去の旅に惹かれるのは、おっさんになってきた証拠かなぁ。

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