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2006年3月25日 (土)

岩崎琢

「まさか、このサントラで、こんなサウンドが出てくるとは思わないだろう!」という感じのサントラ、大好きなのですが、いやあ、びっくりしました。岩崎琢。この方、『ゲットバッカーズ』『R.O.D.』といった活劇系のイメージがあったので(『R.O.D.』はちょっと気になったが、『ゲットバッカーズ』は印象に残らなかった)、その後、正月映画の『銀色の髪のアギト』での起用も、活劇系の延長と解釈していましたが、その次がなんとアンチ活劇な『びんちょうタン』ですからね。で、あの題材だから、きっとサントラ単体で聴いてもいいものになるには違いない、とは予想していたものの、その予想を遥かにしのぐ、物凄いサントラ。オーラ出まくり。あのコミック/アニメのキャラ・デザインに抵抗はあるものの、それ以外は、基本的にノスタルジーの世界ですから、それこそ「ぼくの夏休み」とか「三丁目の夕日」などと性格は近いわけで。ところが『びんちょうタン』スコアは、メロディをあえてくっきりと残さないため(風景重視とかそういう意味でしょう。わかる気がします)、いわばちょっと難解なので、そこがよりオーラを強くさせます。なんたって、オンド・マルトノまで取り入れての録音ですから、気合の入れようもハンパじゃないです。岩崎さん、動のサウンドよりも、静のサウンドの方が発揮するのかも。それとも、この題材は、すごいものだったのか。しかし、ここまで高みに上げるとは、本当に驚きました。

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コメント

笠原弘子さんのariaというアルバムが岩崎琢さんプロデュース・作曲なのですが、正に静のサウンドってイメージでした。
機会があったら聴いてみてください。

投稿: sumo | 2006年5月16日 (火) 12時58分

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