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2006年4月 9日 (日)

王道・ニアイコール・わかりやすさ

カテゴリーを映画サントラにしてしまいましたが、話の発端はエウレカセブンのサントラ第2集です。さて。なんと、佐藤直紀氏とシリーズ構成の佐藤さんとの対談がライナーに載っていて、そこで、佐藤直紀氏の姿が! 初めて、「おお、こういう人か」と。わっかいすねぇ。さすが、若さなんですねぇ。さて、対談の中では、「王道」というキーワードが出てくる。佐藤直紀という作曲家が人気を得た理由は、ひとつに、恥らいなくしっかりやってくれた「王道」にあるのだろう、とは思っています。今までの作品も、どれも王道である。王道というのは、多分、最大公約数的に、こんなドラマ/映画/アニメだと、このシーンだとこういうサウンド/メロディを聴きたい、と観客が思うとおりプラスちょっとアルファで出していく、ということである。佐藤直紀の仕事は、知る限り、実験的アート作品の仕事では敢えてないので、いかに、見ている観客を「より、その気にさせるか」ということが使命になるでしょう。そして、その使命を若いのに、十分心得ていらっしゃる。で、王道、というのは50年代から70年代ぐらいの間のハリウッドやフランス映画などで、存在していた、と思うのである。音楽の話で言うと、今のハリウッドやフランス映画の方が、アバンギャルドが逆に本線になっているんじゃないか、と思える。ハリウッドだと、王道を気にしている人、はジョン・オットマンやジョン・デブニー、まあ、タイラー、ジアッチーノもですが、このあたり(ぐらい)なんじゃないか、とさえ思う。良質の娯楽映画の音楽には、(ものすごく稀な例を除いて。『猿の惑星』とか)「観客の予想を裏切らない範囲」というのはセオリーなんじゃないか、と思いました。です。

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