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2006年5月 3日 (水)

立川でリバティーン

立川で初めて、映画見ました。その前に「よつばと5」も買いました。さて、シネマシティ立川、いい感じですね。ちょっと(わざとそうしたんですが)自分ちからは遠かったですが。アート系?も結構やってますね(『レント』はやってなかった)。で『リバティーン』。主演男優の話は抜きであえて。この人が出てしまうと、出ることによって映画ができるのはいいんですが、99%が俳優論(男優論)で終わってしまって、映画全体が見えなくなってしまう。これは、男優が悪いんじゃなくて、紹介する側に問題があるのだろうとは思いますが。で。プチネタバレさせますが、この映画、醜くなってからの主人公を敢えて、結構延々映している。そして、奔放だった前半は初期の香りをさせるマイケル・ナイマンの音楽が、後半、主人公の見た目の醜さに反比例して、メロディを際立たせて美しくしていく。わかりやすい。面白かったのが、妻との会話のシーンでの、ピント合わせの妙で、切り返しに近い効果を表すワンカット。アイデアですね。初長編作品の監督だから、映像の遊びは期待しましたが、マルコヴィッチの登場シーンなども、なかなかです。全体的には、ロックな感覚のコスプレ映画。『シド・アンド・ナンシー』も少し思い出す。この音楽をやれるのは、ナイマンかクレイグ・アームストロングぐらいしかいないだろうな、と思いました。クラシカルなんだけれども、その奥に危険なぐらいの反骨精神も結構もっているような。しかし、完全な完成品という感じはしなかった。マルコヴィッチも、この主演男優も、そんな作品、つまり、予定調和がなるべくない作品に出るのが好きなようです。監督はローレンス・ダンモア、撮影はアレクサンダー・メルマン。暗い中の画面がすごいですね。ラストもラスト、大ラストのカットは感激モノです。次回以降にも期待します。

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