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2007年1月31日 (水)

ゴーストバスターズ以来の傑作

今年は映画観ますよ。今日(日付かわりましたが)も2本見ましたよ。『ナイト・ミュージアム』。面白い!!!!!!!!!!!!!!!!! もう、主演がベン・スティラーと聞いて、これは往年(20年前ぐらいの)トム・ハンクスあたりに匹敵する豪快な一人芝居を堪能できそうな気配で、そこですでにマル。メインタイトルから、「ははあ、これがああなってこうなるんだな」と分からせる大胆不敵な導入も、ロビン・ウィリアムスやオーウェン・ウィルソン(事情は分からないが、ノンクレジット出演)にあの役をさせるというのは、まさにセルフ・パロディだし、美術館的な絵を今まで撮ってきたギレルモ・ナヴァロに博物館の話を撮らせるというのもセルフ・パロディである。監督のショーン・レヴィはまさに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や、『ヤング・シャーロック』あたりのアンブリンもの、そして『ゴーストバスターズ』あたりをティーンエイジの頃に夢中だった世代と思えます。そういう時代ですね。音楽がシルベストリですしね、まさに当時のアンブリンのあの感じのものを撮りたかったという感じです。確かに、こうなるとベルトラミでは違うわけで、シルベストリなんですよね(ジェリー御大がご存命だったら、話を持ちかけていたかも。ほんと、ジョー・ダンテが監督しても不思議のない映画ですし)。ただし、ダンテ監督作の場合は、ある程度の破綻も面白いところですが、このレヴィ作品はそんな破綻はない。と思います。2作りそうですね。

 そして『フランシスコの2人の息子』。ブラジルでは今や国民的歌手となっているミュージシャンを育てた家族(主に父親)との話である。配給宣伝の人は、「普遍性のある親子の絆」という話をされていたが、思うに、「普遍性」のものだったら、わざわざ?ブラジル映画を観なくても、いっぱい?あると思うので、そうではなくて、ブラジルの自然・風景を見たいと思った。人間の表情を見ようと思った。で、確かに普遍性は多く、逆に、多分、日本映画でも、同じような満足感を覚えられるものは多くあるだろう、と思え、もちろん、それらは似て非なるものなのだが、商業として、多くの「普遍的な親子の愛情映画」は、こうやって日本では消費されていくのだろうか、と思わざるを得ない。どれがいいか悪いかではないのですが。もちろん、それが『フランシスコの2人の息子』であっても、全くいいと思う。しかし、これは、ブラジル人のためのブラジル映画で、かつ、ブラジル中でヒットしたのだから、それでいいと思う。同じブラジル映画でも『シティ・オブ・ゴッド』とは目指しているところが、違う気がします。

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