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2007年4月11日 (水)

緑がそよぐ

本日は、久しぶりに二本鑑賞。しかも、今年初めての日本映画鑑賞。まず、直々に招待頂いて鑑賞の『もがりの森』(もがりの漢字が難しい)。10年前の河瀬監督の『萌の朱雀』が、気持ちいいように自分の中に同化していった記憶がありますが、その河瀬監督のその10年後の新作。朱雀の続編というわけではないが、奈良の山奥の緑のそよぎや、本当の自然が、物語の主役となるような、あのテイストはそのままの作品。ストーリーというか、語りたいことを役者の演技じゃないところで、多く表現するこの作品は、最近の役者主義的な日本映画の中で、全然違うところの位置にある。

そして、秋葉原でまなびのDVDゲット後、ついでに初めてのミッドタウン見学を兼ねてのギャガ新試写室での邦題『毛皮のエロス』。本当は、この作品、すごく期待していたのです。もっと、抽象的な作品だろうと思って。でも、キッドマンとダウニーという演技派ふたりを組ませてしまった弊害?か、このふたりの不倫話になってしまった。主人公の女性が、毛そのものにとりつかれていく話だと思うのだが、男本人に惹かれる話になってしまっている。これは、原題の意味もボヤけるので、ちょっと恥ずかしい邦題の方が逆に的を得ている感じもする。最も抽象的だったのはカーター・バーウェルの音楽で、この音楽だけ先に耳にしていた者は、作品自体も、もっと抽象的にエロい映画なのだろう、と期待してしまっていたのでした。

個人的には、東京ミッドタウンの方が、六本木ヒルズより、時間つぶせるし、いい感じでした。

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