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2008年1月19日 (土)

まだら

今日、起こったことで特筆なことはないので、先日に書きました、充実のTVK土曜深夜アニメの、違う作品について。『true tears』。とにかく、色のつけ方に尽きるアニメ。田舎を舞台にしたシンプルなラブストーリー的な導入の2回は、様々な事柄の思わせぶりをちりばめて、これは常套手段ですが、このアニメはとにかく、シンプルな白を主体に、赤と青のほぼ原色を同カットに配置していたり、色も、現実とは離れたまだらな感じで表現されている。そこまで大胆ではないが、クレヨンで塗ったような絵で動画を作っている、ようなものが見受けられるのです。絵作りで最近話題になったのは『モノノ怪』ですが、あれは造形が昔の日本画っぽいのであって、色のつけ方は、やはりそこまでこだわるにも限界があるように思われます。『true tears』は、キャラデザであったり、全体的な線としての絵は、ごく普通であろうとしていると思われます。たまたま、このような色使いのアニメを見るのが初めてだっただけで、過去にも結構ある手法かもしれないが、これは、怒涛のように生産される諸アニメの中で、存在価値のある作品であろうとするひとつのこだわりがあるように思われました。そして、このシンプルな中のワザの色使いは、音楽をユーフォニアスの菊池氏が担当して、シンプルだけれどもメロディにこだわった音を出している、ということにも通ずるのであろうと思われます。

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