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2009年8月18日 (火)

言いたくなる名前

SUPERCELL「君の知らない物語」を聴きながら、不思議な思いがしましたのは、もう最近は、「作品」というものにある年齢以下の世代はこだわらないものだと思っていたら、そんなことはどうもなくて、いわゆるプロプロした人間たちが作るものには(全体ではなく一部の話だが)興味を示さず、自分たちの作ったものの中で、「名作」というものが実は生まれている、ということをプロ側の方が知らない、ということなんでしょう。まさに「君の知らない物語」であって、何とも意味深なタイトルであることか。今回のSUPERCELL(これに似た団体?は無数にあるのかもしれない)は、団体だが、バンドでもなく、SUPERCELLの作品が曲だけではなく、商品すべてを含めてのことである、とわかる。もちろん、曲も普通に、いい。普通にいい、というところがおそらくミソだ。飽きない味ということだろうか。SUPERCELLのつながりは、少し前からの、新房昭之監督作のアニメのエンディングで、仲間のイラストレイターやマンガ家に一筆いただく、というスタイルがあるが(最近は、シャフトもののみならず、かなり一般化していると思われるが)、この感じが、そのハシリのように思われる。何につけ、今までの「作品」や「アーティスト」という観念を一度崩してみる軽やかさというすごさを感じさせずにいられない。なんていいながら、先日来のアナログのCD落としでちょっと癒されて、「水曜日の夜」「ディック&ジェーン」「警部マクロード」などなどを久々に聴いている。話戻りますが、そこまで緻密に考えられているのかどうかは不明だが、SUPERCELLのすごいところは、まずは、なんか、この名前のかっこよさ(プラス口にしやすい)で、つい、言いたくなる名前、ということにもあるんじゃないだろうか。映画のタイトルで自分は、以前からその話をしていますが、なんとなく、口にするとかっこいいタイトル、全く字ずらだけですが「ダウン・バイ・ロー」「唇からナイフ」「花とアリス」あたりはそんな感じじゃないか、と思う。

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