« エアコン付の商店街 | トップページ | 玉ねぎのみりんじょうゆ焼き »

2009年8月 8日 (土)

元近鉄特急

さて、8月6日。実は、帰ってしなければいけない諸々は山のようにあり、かつ、今日は、静岡は雨、と聞く中で、前日まで、やや、さあ行くぞ、という感じだった気分が萎えかかっていたのだが、決行。9時57分掛川。前日の新所原駅前のヤマザキショップ(スーパーではなく)で衝動買いした、ランチパック(このランチパック、ワルノリといってもいいぐらい、ものすごい種類のいろんなものがでているらしいとはサイトでは見て知ってはいたが、常識的な味のものしか店頭では見たことがなかったため)の 「キャベツメンチカツ」をホテルで朝食として食べたのみで、朝になったらなんとかなるだろう、と思っていたらサテンすらない掛川の朝にちょっと愕然としつつ、大井川鉄道の起点、金谷へ。ここでまた愕然。たしかに、運賃は、調べていなかった。乗り換えの千頭まででも1810円!!手持ちは千円札7枚。駅の近くにATMなんてしゃれたものはなさそうで、地図を見ると、銀行はおろか、郵便局までも、ちょっと歩く距離。ギリギリだったが、腹をここは据える。10時49分、金谷発。昔の近鉄特急の車輌だ。しかし、しばらくの間は、民家も限りなく多く存在する町並みを通り、なんだか、観光鉄道100%ではないことにほっとしたりする。大井川に沿って走るため、なかなか景観は悪くないな、とは思いつつも、井川線に入ってからの凄まじさを見ての帰りは、その感はなかった。千頭に到着する直前で、窓の外から豪雨とわかった。千頭に着くや、時間があれば、いろいろと見たいところを、接続時間はなく、かつ、激しい雨。急かされつつ、乗り換えの、井川線の列車に乗る。これが想像を絶していた。まず、客車が小さい。なんと扉は手動。冷房がないところは多いが、2009年に、このシステムの鉄道が運営されているのが凄かった。しかも、もともとが資材運搬目的のルートのため、景色としても、想像を絶する場所ばかり通る。そこへ、ここのところの局所集中豪雨だった。途中で、日本一の鉄橋、と称する鉄橋で止まったが、これは、高千穂の鉄橋が亡くなったから日本一になった鉄橋なのだろうか。と。井川に着く。が、集中豪雨のため、楽しむ雰囲気も少なく、そういいながら、何か、と「イノシシカレー」を買う。そして14時25分。同じ鉄路を下るのだが、雨はやまず、強烈にスリリングだった。そして、千頭に着くと、雨は小降りになっており、ここでもわざと一本遅らせ、千頭探索としゃれ込んだ。が、しゃれ込もうとしたのが自分ひとりだったためか、全ての店は開ける気配はなかった。が、「カレーショップ」と名乗っている店が、まだ看板をかけていた。キャベツメンチカツ・サンド以来、駅そばさえ見つけていない自分は、迷わず(ちょっと迷った)、その駅の建物の二階の店に入ったら、店のおばさんが電話をしていて、ちょっと、しまった、という表情をした。予想通り?開店中、は、閉店にかけかえるのを忘れていたためだったのだ。「飲み物しかできない」といったその人の言葉の最後に「か、チャーハンぐらい」といってくれたのは、やさしさだったと思う。その店のメニューにはない「チャーハン」を作ってもらうことになった(何しろ、カレーショップなんだから)。まさに、普通のチャーハンだったが、その普通のチャーハンが感激で、静かに650円を払って、千頭散策に戻る。といっても、ここも、散策範囲が広くなく、どこも閉めていた。広い、駅の待合で、ずっと、地元の、か、女子中(か高)生ふたりがずっと座っていたが、駅前の店にアイスを買いに行った。そう、アイスの店だけは開いていて、学生が、その子たちも含め、群がっていた。駅の売店がシャッターを閉める頃で、前述のチャーハンを作ってくれたおばちゃんがグチをこぼしに、その売店のおばちゃんのところに来る。と゜うやら、ノラ猫に困っているらしい。そんなこんなで、しばらくぼーっとしていると、帰りの、元近鉄特急がやってきた。帰りは、車内の冷房が強烈に寒くて、座席の中で地味な運動を続けてクシャミをこらえていた。

|

« エアコン付の商店街 | トップページ | 玉ねぎのみりんじょうゆ焼き »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/92257/45865254

この記事へのトラックバック一覧です: 元近鉄特急:

« エアコン付の商店街 | トップページ | 玉ねぎのみりんじょうゆ焼き »