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2009年8月16日 (日)

カラベリ「二人の日曜日」

真夜中に和風スパゲティなど作りながら(醤油とすだちって、合いますね。わかってはいたんですが)、そのBGMに、ターンテーブルにのっけたままだったフランシス・レイ『ブローニュの詩』A面を聴く。一曲めの「エモーション」という曲を聴いたときに、ああ、当時、確か、この曲CM曲だったんだ、と思う。それで、当時、久々のレイのアルバムを出すきっかけとかあったんだろうな、と。うれしかったのは、A面ラストに「愛よもう一度」のテーマインストが入っていたことで、さんざん、当時FMで聴いていたはずなのに、これには入っているだろう、これには入っているだろう、と思って入手したいずれにも入っていなかった記憶があったのだ。そして、そのレコードをしまって、自分では個人的に、イージーリスニング・アルバムとしてベスト・ワンなカラベリの『二人の日曜日』をかけて、真夜中に癒される。全体的に穏やかなこのアルバムは、イージーリスニングとニューエイジの狭間にあった頃のイージーリスニングのひとつの指針的な音のような気がしている。通常、イージーリスニングといえば、ヒット曲レパートリーをどうアレンジするか、なのに、カラベリが全曲オリジナルというのも、異例である。これに似た例は、ほぼ同時期に発表されたはずのクロード・チアリの『ニースの誘惑』ですが、これは、個人的にイージー史上ベスト2のアルバム。もちろん、リアルタイムで体験していることはあるが、他にも、リアルタイムで聴いているアルバムは無数にあるので、それなりの理由はあるはずなのです。パーシー・フェイスの70年代以降とか、ポール・モーリアの70年代後半などの音も好きですが、この2枚は群を抜いている。なんか、時代の流れ的に、CD化されることはなさそうな2枚ですが、伝説にもならなさそうなアルバムであるところが、われながら、自分らしい趣味だな、なんて思うのでした。   

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