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2009年9月 4日 (金)

懐かしのグローバルループ

こういうのを、まさしく「いまごろ」というのですが、ふと知って、なおかつ、アマゾンに在庫があったため注文し、読んでいる。『愛知万博「愛」日記』竹井夙という女性によるもの。ブログを改筆し、書物にしたものである。あれから、4年たち、しかも、この書籍も、刊行されてから3年経つ。しかし、確かに、名古屋では、あの夢の余韻はまだ続いている。ここまで続いていれば、ぼ半世紀、代が変わるまで、ひょっとしたら、代が変わっても、受け継がれそうな勢いです。さて、この本の内容は、まさしく純粋な愛知万博批評で、万博批評というよりは、万博運営批評といった方がいいかもしれません。観客の、主に愛あるクレームすれすれの感情がこと細かに書かれてあり、これが、なかなか「感じてはいつつも、ここまで詳細に心の推移を書き残したものは珍しい」という書物。愛知万博に20回以上通っていて、パビリオン名を書かれただけで、展示などが鮮明に反芻される人間(私)などは、100%うなずきつつ一気に読み進めたり、時には、わざと読むペースを落として、行間を読む(自分で勝手に、文中では省略されている展示の詳細を思い出して、観覧している雰囲気に浸る)ことをしつつ、進めるのだが、こんな読み方をした本は、おそらく初めてだ。ひょっとしたら、小説の愛読書を再読する時などは、こんな感じなのだろうが、残念ながら、何度も読む愛読書というのが、自分にはない。というか、何年かに一度読むことはあっても、表の意識では忘れているもので、普通に読み進めてしまうのである。そういえば、まだ、少し復活したらしいグローバルループは、まだ歩きに行っていない。それは太陽の塔のように半永久にあるものだろうか。それにしても、これも最近読み始めた、プロの書き手ではない方が書いている(達 靖志という方)『30年後も永久永遠の時刻表2万キロ』にしても、そこには、なかなか書けない、書かない、切り口であったり、考え方があったりする。編集者の方の意向もあるのかもしれない。なんだか、このあたりを読むと、考えさせられるものがある。

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